近年、電柱の地中化が進むに伴い、地上用変圧器が設置されるようになりましたが、一方で変圧器への落書きや張り紙被害の対策やメンテナンス費用が電力設備関連企業の悩みのタネとなっています。
地上用変圧器の表面は凸凹が多く、フィルムなどの貼り付け施工が困難でした。これに対し、AMSはスリーエム ジャパンと共同で専用の特殊フィルムを開発、冶具や施工手法も独自に開発してスムーズなラッピングを可能にしました。 均一で高精細なデザイン表現や地図情報などで地上用変圧器を装飾することで、円滑な電柱地中化事業に貢献しています。また、再剥離性フィルムを使用することで、容易に現状復帰ができ、デザインや情報の変更なども簡単にできます。 最近では2020のオリンピックマークなどの表示にあたり、凸凹面へのラッピングのみならず、変圧器の表面を平らにしてからラッピングする手法も電力会社の仕様に加わり、AMSはこれにも対応しています。