フィルムにはさまざまな素材や特性があり、その適切な貼付け手法もまた多様です。
アサイマーキングシステムは40年に渡って、フィルム一筋に技能やノウハウを蓄積し、施工用ツールなども開発してきました。
当社の技術者は、現場で豊富な経験を積み、高い技術を身に付けています。また情報収集にも敏感に常に最新の技術トレンドを取り入れています。

車両マーキングやラッピングの施工には、国家資格などの公的な技術標準や品質基準が特にないため、各技術者の努力や経験に任されてきました。
当然、これではお客様は貼付け完成するまで仕上がり品質を把握することができませんし、作業者自身も自分の能力を客観的に判断する指標がないことになります。そこで私たちは独自に高度な社内品質基準を設けて作業品質を維持管理しています。

アサイマーキングシステムには、協力会社の得意分野や技術力を把握し、技術交流や指導に取り組む専門部署があります。
この専門部署は貼付技術の研鑽や新しい手法の開発にも取り組み、全国各地の協力施工会社の技術規範となっています。
また当社のトップクラスの施工技術者が指導することで、この協業ネットワークのレベルを維持、常に向上させています。

例えば、鉄道車両へのラッピングは極力運行に支障の無いようにごく短時間で作業を終えなければなりません。また多数の車両への作業を同時に完成させる必要もあります。
また、航空機などのデカールは大面積で、かつ機体メーカーの規定を順守した技術手法であること、電柱の地中化に伴う地上用変圧器などの特殊な凹凸面を持った筐体、複雑なオブジェなど、さまざまな形状や素材の案件の依頼があります。
アサイマーキングシステムが、これらの仕事を可能にする大きな理由も、一人ひとりに高い技術があることです。

私たちは車両マーキングの作業を常にお客様にとって都合の良い場所で実施します。
作業は、お客様の車両保管所、駐車場、製造工場などで行いますから、車両を工場へ運んでいただく必要はありません。
作業は最短、数時間から1日で完了しますので、車両を何日も休ませなくてすみます。

各航空会社では機体へのマーキングをプロモーションなどに活用し、様々なグラフィックを施すようになりました。
弊社は各航空会社様の機体マーキングにも数多く関わっています。航空機マーキングでは非常に大面積であり、高速飛行や高高度の気圧差など、貼り付けられるフィルムには高い耐候性が求められます。
また航空機会社と機体メーカーによる厳しい技術基準では、安全運航を妨げる懸念は一切許可されません。
つまり、航空機へのマーキングは、アサイマーキングシステムの、フィルム品質や安全への配慮まで含めた、高度な施工技術を証明しています。

全国規模で発注される営業車両・トラック・バス・鉄道車両・自動販売機・エスカレーターなどは、大量の作業になり、短納期であることがほとんどです。
加えて、鉄道車両や航空機などは、法律や安全基準を遵守しての作業が必須となります。
こうした厳しい条件を満たさなくてはならない案件で、アサイマーキングシステムが成果を上げてこられたのは、高いスキルを持つ技術者を数多く確保できるだけでなく、大勢の技術者をまとめ、効率的に仕事を進める施工管理力を持っているからです。

アサイマーキングシステムの施工技術は、技術者個人としてだけでなく、施工チームという組織としても極めて高いレベルにあります。
各技術者の特性や能力を十分に反映したメンバー編成をすることにより、決められた時間内に美しく仕上げることはもちろん、法令や安全基準を厳守できる体制になっています。
典型的な例が鉄道車両へのラッピング広告です。運行時間や作業場所が制限される中で施工しなければならないため、一時的に数十人の作業者を必要とします。
しかも安全が最優先されるため、素材やデザインの条件も限定されます。
こうした業務は、単に頭数だけを集める体制では遂行できません。
アサイマーキングシステムでは、高い施工技術と確かな管理によるチームで、それを可能にしています。これは首都圏のほとんどの鉄道会社で、車体広告事業の指定業者となっていることからもわかるでしょう。

アサイマーキングシステムでは社内に自社独自の資格制度を設け、技術者の技術力の指標の一つとしています。
これが「AMSマイスター認定制度」です。
施工技術やフィルムの周辺知識はもちろん、何よりプロフェッショナルとしての姿勢を重視します。
当社技術者としての最高峰の資格であり、現在当社には10人の「AMSマイスター」が在籍しています。