ブランドカラーとなるオレンジ色を緻密に再現して企業イメージを統一化

新しい「価値」を生み出してきた最新事例
紹介:株式会社創研 様

50台の営業車の車両マーキングを大きなコストをかけずに限られた施工タイミングで刷新!企業イメージの統一を実現。2023年3月から5月の限られたタイミングの中で、全店舗の営業車をリニューアル!

お客様がやりたいこと、実現したいこと

創研様はリフォームと上下水道工事を事業とする企業です。本社は千葉県の船橋市にあり、松戸、市川、埼玉、八王子に支店を置いて事業を展開しています。
AMSとは、10年ほど前からおつきあいが始まりました。以来、AMSは毎年新しい車両をリースして古い車両と入れ替えるため、10~20台の営業車の車両マーキングを実施してきました。
数年前のある日、同社から、営業車すべてを、これまでと異なるデザインでラッピングしたいというご要望をいただきました。
きっかけは、創研様が千葉県内のバスに、オレンジ色を基調にしたデザインでインパクトのある車外広告を出稿したことです。オレンジ色は創研様にとっては、社屋や看板にも使われているコーポレートカラーのような色彩で、営業車も、オレンジ色を強調したデザインに刷新して、お客様や住民によりアピールしたいとの考えです。

創研様はリフォームと上下水道工事を事業とする企業です。本社は千葉県の船橋市にあり、松戸、市川、埼玉、八王子に支店を置いて事業を展開しています。
AMSとは、10年ほど前からおつきあいが始まりました。以来、AMSは毎年新しい車両をリースして古い車両と入れ替えるため、10~20台の営業車の車両マーキングを実施してきました。
数年前のある日、同社から、営業車すべてを、これまでと異なるデザインでラッピングしたいというご要望をいただきました。
きっかけは、創研様が千葉県内のバスに、オレンジ色を基調にしたデザインでインパクトのある車外広告を出稿したことです。オレンジ色は創研様にとっては、社屋や看板にも使われているコーポレートカラーのような色彩で、営業車も、オレンジ色を強調したデザインに刷新して、お客様や住民によりアピールしたいとの考えです。

お客様と協力して、アピール力のあるデザインに刷新

オレンジ色を強調するには、車両全面をフルラッピングするのが望ましいことは確かですが、創研様が想定した予算の倍以上になることが判明し、部分的なラッピングに落ち着きました。
そこで、AMSと創研様の企画部が協力しながら、オレンジを強調できるデザイン開発がスタートしました。まずAMSがいくつかのデザイン案を提案し、それに対して創研様から案が返され、予算の相談も受けつつ、互いにデザインをやりとりしては理想に近づけていきました。
AMSでは、お客様のご要望を最大限取り入れながら、費用がかからない効率的なデザインになるように常に相談を受けら
れる体制で臨みました。そのひとつとして、メーカーや車種の違いに左右されず、長期的なメリットがある直線を主体にしたデザインを提示しました。
一方、お客様からはデザイン的な変化が欲しい曲線のデザインを提示いただきました。こちらはよりオレンジ色の柔らかさ、優しさが出るという発想からです。両者のメリットを考慮しつつ検討を重ね、最終的には曲線のデザインに決定しました。

企業の統一感やイメージを向上する
オレンジ色を緻密に再現

コーポレートカラーのオレンジ色は屋外で見ると薄く見えてしまうので屋外での見え方が、コーポレートカラーに近いオレンジになるように検討を重ね、今回営業車に採用するオレンジ色は、印刷によって正確に再現しました。
また、色やデザイン形状のほかに配慮した点として、以前のデザイン変更の際、キャラクターの「ますまる君」を大きくし、認知も広がっていたので、サイズは同等の大きさを確保するため、「ますまる君」の頭が車の後部窓以上まではみ出すデザインになりましたが、むしろ迫力ある表現になりました。
また、今回使用するマーキングフィルムは、旧デザインのフィルムよりも空気が抜けやすく、施工性が高く効率的にリニューアルが可能なスリーエムジャパン製の長期耐候性能付きフィルム(IJ280+IJ4116)を採用しました。

2か月間の限られた施工タイミングの中で、
綿密なスケジューリングにより、約50台の全営業車の施工を完遂

今回の施工は、毎日稼働している全営業車を2023年3月~5月の2か月間で完了する必要がありました。稼働中の営業車は作業ができないため、稼働していない時間に作業しなくてはならないという難しい条件になります。
実際には常に稼働状態にある営業車を、月一回行われる支店ごとの会議の日にまとめて作業するしかありません。支店によって会議日が異なることを利用して、AMSの工務担当が、スケジュールを詳細な時間帯まで組み立て、一括で作業できるようにすることで、作業は車一台を一人2時間ほどで終えることができ、4台まとめてであれば、2、3人で完了できます。
最初は本社での会社のイベントを利用して、2人体制で4台を張り替えました。その後も、会議の日に合わせて各支店に伺い、マーキング作業を進めました。

特に注意した点としては、作業面では、色帯の位置が車種や型式に合わせて変わることや、管理面では、作業場所や鍵の預け先などを、各店の窓口となる社員の指示に従って決めることでした。
日程が厳密に決まっているうえ、ほぼ屋外での作業であるため、天候にも左右されますが、幸い、一日だけ雨で延期しただけで、大きな影響はありませんでした。また終盤、作業日に急な予定が入り、予定を延期したことがありますが、緻密かつ柔軟な施工体制を組めたことで、それ以外に大きなトラブルもなく作業ができました。
その結果、予定通り約50台の営業車すべてを予定通り2カ月間で新しいデザインにリニューアルできました。

作業を終えて、お客様からの反響

お客様には「今までよりさらに目立つようになった」と喜んでいただくことができました。個々の営業車だけでなく、営業車がすべて店舗に戻り、オレンジ色が連なって並んだ状態も、目を引き、魅力的との評価をいただきました。さらに一般の方々からも「創研の車をよく見るよ」と言われることも増えたそうです。
また、以前のデザインでは車のフロント面は何も入っていませんでしたが、新デザインではオレンジ色のラインが入り、前から見たときも「創研」の車であると認知されるようになったことも好評でした。色やデザインによるアピール、企業としての統一感やブランディングなど、今回の案件は車両マーキングを通じて、CI(コーポレートアイデンティティ)に近い部分まで実現したと言えます。

一般に中小企業ではCIまで手が回らないことが多く、企業ロゴはあっても統一しないまま使っているケースも少なくありません。しかし今回の事例のように、中小企業にとってマーキングやラッピングが、CI的アプローチを可能にするビジュアル戦略のきっかけになると感じています。

まずは、なんでもご相談ください。

アサイマーキングシステムは、豊富な知識と経験を持つ専門家として、
どのような事業分野にもご要望にも対応します。お気軽にご相談ください!

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